ブレッドボードラジオ真空管・再生検波1

6AN8 単球ラジオ

 5極3極管・6AN8の5極部で再生検波、3極部で低周波増幅してスピーカーを鳴らす単球ラジオです。  前に6U8Aを使って同様のラジオを実験しましたが、発振してしまってNGでした。今回、6AN8を入手したので同じ回路をもう一度試してみたところ、今度は問題なく動作しました。
 バーアンテナだけでもそこそこ聞こえますが、15cm程度のワイヤアンテナをつなぐと十分な音量になります。

 なぜ6U8Aはだめで6AN8だとうまくいくのかよくわかりませんが、ひとつにはピン接続の違いがあると思います。6U8Aでは5極部と3極部の配線が入り乱れてしまいますが、6AN8は両ユニットの引き出しピンがきれいに分かれているので、配線が交錯する心配がありません。

単球ラジオの回路図

単球ラジオの実体配線図

単球ラジオの写真1

単球ラジオの写真2

 (2005年1月24日)

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