(2004年9月2日)
前作の単球ラジオにNJM386BDによるアンプを付けてスピーカーが鳴るようにしました。
アンプへの入力はST-30の中間タップ(赤リード)から取りました。上(緑リード)から取ったほうが出力は大きくなりますが、ジーというノイズが少し気になるのでこのようにしました。
たいして大きな音は出ないので、音量ボリュームは省略して、再生バリコンで音量を調節するようにしました。数十cm程度の短いワイヤアンテナをつなげば、室内で聞くには十分な出力が得られます。ただ、再生量をふやして発振が起きるとビィーときたない音が出てちょっと耳障りです。前作のイヤホンラジオでも多少そのような傾向があります。
386を使うとブロッキング発振の対策に苦労することが多いのですが、今回は何もしなくてもOKでした。そのため、IC周りは非常にシンプルな回路になりました。