6AV6で二極管検波と低周波増幅、6AK6で電力増幅してスピーカーを鳴らす2球ラジオです。
再生検波に比べると感度も選択度も劣りますが、2mのワイヤアンテナをつなぐと、室内で聞くには十分な音量でローカル局が受信できました。混信もほとんど気にならないレベルです。ただ、少しノイズ(ハム音とは違う)が出ます。
6AV6の二極部は片方だけを使用しています。両方並列にしても聞こえ方は同じでした。ただし同調点は少しずれます。二極管の代わりに半導体の検波ダイオードをつなぐと、音が小さくなってしまいました。
下に回路図、ブレッドボード上の配線図、および完成写真を示します。
(2005年10月14日)