ブレッドボードラジオ電源器の製作

絶縁トランスユニットの製作

 トランスレスラジオの実験が気軽にできるように、絶縁トランスユニットを作りました。一次側二次側ともに100VのトランスにACソケットを付けたものです。

写真1

回路図

 上に外観の写真と回路図を掲げます。トランスはS.E.LのST-30Aというものです。一次側にヒューズと雑音防止用のコンデンサ、二次側にネオンランプとACソケットを付けました。このトランスには120Vのタップがあるので、AC120Vの出力も付けました。

 トランスレスラジオの電源プラグをここに差し込むようにすれば、プラグの極性に関係なく、感電などの心配はなくなります。トランスの容量は30VAなので、5球スーパーくらいまでなら大丈夫でしょう。出力電圧は、無負荷状態では110Vでしたが、20Wのハンダごてをつないだところ、100V近くまで下がりました。

 ケースはアルミ板を曲げて自作しました。注意深くやったつもりですが、少しゆがんでしまいました。サイズは、間口92mm、高さ72mm、奥行き107mmです。

 下に、ケース内部の写真を掲げます。

写真2

 本器の製作に使用した部品は下記の通りです。

 (2005年12月17日)

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