前のラジオのコイルをFCZ9MHzに交換して短波ラジオを作りました。
2mのアンテナをつなぐと5.7〜16.0MHzが受信できます。スプレッドバリコンを付けていないのでけっこう上まで伸びてます。短波では感度の比較がしにくいですが、聞こえ方は以前に実験した6BH6-6AK6と大差ないように思えます。
再生発振が起きる時点の再生管のプレート電圧は周波数によって大きく違います。バンドの上端で12V、下端で35Vぐらいでした。
また、検波管から「ジー」というノイズが少し出ます。これは5極管で検波したときによく見られる現象です。検波管のソケット付近のシャーシに手を触れるか、あるいは大きなアルミ板でシャーシ全体にフタをすると、このノイズはだいぶ軽減されます。ブレッドボードラジオ特有のものかもしれません。
(2004年8月26日)