ST管3球ラジオの製作
ST管を使った3球ラジオを作りました。いわゆる「3ペン」です。77で再生グリッド検波、41で低周波増幅してスピーカーを鳴らします。整流管は84⁄6Z4を用いました。回路は教科書通りで特に変わったところはありません。聞こえ方はブレッドボードで作った2球ラジオ(シリコンダイオードで整流)とだいたい同じです。大きさは幅20cm、高さ17cm、奥行き13cmです。
(追記 2006年10月27日)
電源トランスをB電圧が200Vのものに換えました。各部の電圧・電流も変わったので、回路図を書き直しました。外観は前と同じです
(追記ここまで)
外観の写真
回路図
シャーシ内部の配線
シャーシ上面の配線
シャーシ内部の写真
シャーシ上面の写真
本器に使用した部品
- V1 真空管 77 1本
- V2 真空管 41 1本
- V3 真空管 84⁄6Z4 1本
- PT 電源トランス 200V70mA 6.3V1A 6.3V0.6A(西崎電機) 1個
- OPT 出力トランス 7kΩ:8Ω(中古品) 1個
- L 並四コイル(ミズホ通信) 1個
- VC1 同調バリコン 330pF(アルプスC613A) 1個
- VC2 再生バリコン 80pF(中古品) 1個
- C1 マイカコンデンサ 200pF 250V 1個
- C2 セラミックコンデンサ 0.001μF 500V 1個
- C3 セラミックコンデンサ 0.1μF 500V 1個
- C4 セラミックコンデンサ 220pF 500V 1個
- C5 セラミックコンデンサ 0.01μF 500V 1個
- C6 電解コンデンサ 22μF 50V 1個
- C7 セラミックコンデンサ 0.0047μF 500V 1個
- C8 電解コンデンサ 10μF 350V 1個
- C9,C10,C11 電解コンデンサ 22μF 350V 3個
- C12 セラミックコンデンサ 0.01μF 2kV 1個
- VR 可変抵抗器 500kΩ A型 1個
- R1 カーボン抵抗 1.2MΩ 1⁄4W 1本
- R2 カーボン抵抗 10kΩ 1⁄2W 1本
- R3 カーボン抵抗 1MΩ 1⁄2W 1本
- R4 カーボン抵抗 220kΩ 1⁄2W 1本
- R5,R8 酸化金属皮膜抵抗 470Ω 1W 2本
- R6 カーボン抵抗 33kΩ 1⁄2W 1本
- R7 カーボン抵抗 1.5kΩ 1⁄2W 1本
- SP スピーカー 10cm 8Ω 2W 1個
- NE ネオンランプ AC100V用抵抗入り 1個
- S トグルスイッチ 3P 1個
- F ヒューズホルダ 1個
- F ヒューズ 1A 1本
- 真空管ソケット UZ6ピン(V1およびV2用) 2個
- 真空管ソケット UY5ピン(V3用) 1個
- ST管グリッドキャップ(V1用) 1個
- マイクコンセント 2P 1個
- 陸式ターミナル 赤・黒 各1個
- ツマミ 40mm 1個
- ツマミ 28mm 2個
- 平ラグ板 5P 1個
- 平ラグ板 10P 1個
- スペーサー 10mm 4個
- アースラグ 8個
- アルミシャーシ 200x130x60mm(リードP-1) 1個
- アルミ平板 300x200x1mm 1枚
- 配線材、ねじ、ナット 適宜
- (2006年9月30日 初稿)
- (2006年10月27日 電源トランス変更)