ブレッドボードラジオLMF501T

LMF501T+6C4

 (2004年7月16日)

 ラジオ用三端子ICのLMF501Tと真空管6C4の出力回路を組み合わせる実験をしてみました。
 悩んだのは、両者をどうつなぐかです。最初、パワーアンプICのときと同じように両者をコンデンサだけでつないでみましたが、これは音が小さくてだめでした。そこで、TR用入力トランスST-12の一次側と二次側を逆にしてつないでみたところ、6AQ6-6C4と同じくらいの音が出るようになりました。これならバーアンテナだけでもなんとか実用になります。でも音量ボリュームは必要ありません。音質は低音がやや不足気味の硬い音です。特に聞きづらいというほどでもないけれど、ちょっと独特な音質です。ICと真空管のインピーダンスの違いによるものでしょうか。もっとうまいやり方があるのかもしれません。
 なお、ラジオICの電源は真空管のカソードから取りました。赤色LEDで簡単な定電圧回路を組んでいます。

ラジオの回路図

ラジオの写真