ブレッドボードラジオ真空管・再生検波1

6AQ5 単球ラジオ

 出力管でグリッド検波して直接スピーカーを鳴らすことができるかどうか実験してみました。はじめ6AK6で試しましたが、音が小さかったので6AQ5にかえました。30cm程度のアンテナをつなげばローカル局はまあまあの音量で聞こえます。6C4-6C4 2球ラジオと同程度でしょうか。

 しかしながら、6AQ5で検波すると受信周波数の上限が1500kHzぐらいに下がってしまいます。その対策として、グリッドコンデンサ(C2)を22pFにしました。単球の割には消費電力が大きいので実用的とは言いかねますが、複合管でもレフレックスでもない、本当の意味での単球スピーカーラジオです。

単球ラジオの回路図

単球ラジオの写真

 (2004年9月18日)

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