ブレッドボードラジオ真空管・再生検波1

6C4-6C4 2球ラジオ

 3極管の6C4で再生検波、同じく6C4で低周波増幅してスピーカーを鳴らす2球ラジオです。1mくらいのワイヤアンテナをつなぐと、ローカル局はまずまずの音量で聞こえます。

 コイルはTRラジオ用バーアンテナ、同調バリコン(VC1)は単連ポリバリコンを使用しました。再生バリコン(VC2)はTRスーパー用2連バリコンのANT側を用いています。現在では手に入りにくい出力トランス(OPT)は小型のヒータートランスで代用しました。一次側100V端子を出力管のプレートに、二次側のセンタータップと0V端子間にスピーカーをつないでいます。同じくらいの大きさの本物の出力トランスと聞き比べると低音がやや足りない感じがしますが、そんなに悪い音でもありません。AMラジオ用としてなら十分実用になると思います。

 電源器は別項「真空管ラジオ用電源器その1」をつなぎました。

回路図

実体図

写真1

写真2

写真3

 (2004年7月11日)

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