タイマーIC・555とフルカラーLEDを組合わせて各種の色を表現する実験の続きです。発振回路のデューティ比を決める抵抗をボリュームに変えると、ボリュームを回すことで自由に色を変えることができます。回路集に載っていた回路にダイオードを1本追加して、広範囲に色が変わるようにしました。
50kΩのボリュームを回すとLEDの色が緑から黄緑、黄色、オレンジ、そして赤へと変化していく回路です。ボリュームのツマミを左端へ回すとスライダーはR1側になり、LEDは緑色に光ります。逆に右へ回しきるとスライダーの位置が回路図のR2の側へ行き、LEDは赤く光ります。ボリュームがほぼ中央にあるときは黄色になります。ダイオードがないと、黄色から赤までの変化になります。ダイオードを付けることで色の変化の幅が広がります。
ブロックの配置図を下に示します。
上記と同じ要領で赤 (R) と青 (B) を点灯させてみました。ボリュームを左から右へ回していくと、LEDの色が赤→マゼンタ→青と変化します。
ICの出力を緑 (G) と青 (B) につなぎました。緑→シアン→青という変化になります。
TR1の出力をLEDの緑 (G) と青 (B) に、TR2の出力を赤 (R) につなぎました。こうすると、ボリュームが中央のとき白が出ます。右端まで回すとシアン (緑と青の中間色) になります。
赤・青と緑の組合せです。やはりボリュームが中央付近のときLEDが白く光ります。
TR1に赤と緑、TR2に青をつないだ回路です。ボリュームを左から右へ回すとLEDの色は青→白→黄色と変化します。