学研電子ブロックを使って、無安定マルチバイブレータによる電球・LED点滅回路の実験をしました。
電球が一定周期で点滅する回路です。周期は約0.4秒でした。
No.79の回路の電源マイナス側にキースイッチを入れたものです。CR定数は同じです。スイッチを押している間電球が点滅します。
電球2個の交互点滅回路です。かなり早い周期でチカチカ点滅します。
電球の代わりにLEDを点滅させる回路です。周期は約0.8秒です。消灯時間より点灯時間のほうが長いです。トランジスタは2個とも2SC945が使われています。
このタイプは回路集に載っていなかったので自分でやってみました。2個のLEDが0.5秒周期で交互に点滅します。R2, R3が大きいほど、またC1,C2が大きいほど、点滅周期は長くなります。左右でCR定数を変えると、片方のLEDの点灯時間が長くなります。例えばR2>R3またはC1>C2にすると、LED1の点灯時間が長くなります。
光実験60の50kΩボリュームを使って点滅スピードを調節する回路です。これも本には出ていませんが、ブロックをいくつか入れ替えるだけで実験できます。ボリュームの抵抗値が大きいほど、つまりボリュームのツマミを左へ回すほど点滅がゆっくりになります。周期は0.3秒から0.7秒まで変化しました。
下は2個のLEDの点灯時間の割合をボリュームで変化させるものです。ボリュームのスライダーが中点よりR3側へ行くと (ツマミを左へ回すと)、LED1の点灯時間が長くなります。点滅周期 (LED1とLED2の点灯時間の合計) は変化しないと思ったのですが、ボリュームのツマミが左右の端にあるとき0.7秒だったのに対し、中点付近のときは0.6秒と少し短くなりました。ブロック配置がうまくいかないので途中を接続コードでつなぎました。
「学研電子ブロックのひみつ」に載っていた回路です。電球がパッと点灯したあと、ゆっくり消えていきます。周期は約3.3秒です。電源プラス側の4.7Ωはあってもなくてもあまり変わらないように思います。なお、本に出ているブロック配置図はTR1の向きが違っていますのでご注意ください。