学研電子ブロックでゲルマラジオを作りました。ICアンプをつないでスピーカーを鳴らす実験もしました。
下記はEX-150の回路集に載っている「ダイオード検波ラジオ」、つまりゲルマラジオです。ブロックの並べ方は自己流なので回路集のものとは少し違います。付属品の黄色いアンテナコード (約5m) をつないでみましたが、まったく聞こえませんでした。もっとアンテナを長くしないとだめなようです。説明書では推奨していませんが、電灯線アンテナ をつないでみたところ、どうにか番組内容がわかる程度に入感しました。ただ、ローカル局どうしかなり混信しています。なお、回路集に載っている回路はダイオードの向きが反対 (カソードが左側) になっていますが、ゲルマラジオではどちら向きでも同じです。
下は、イヤホンと並列に入っている1MΩの抵抗を取り去ったものです。これでも同じように聞こえます。また、ゲルマニウムダイオードの代わりに光実験60に入っているショットキーダイオードでも検波できました。
ゲルマラジオの出力を本体内蔵のICアンプにつないでみました。電灯線アンテナを使えば、まずまずの音量でスピーカーを鳴らすことができます。付属の5mアンテナでも小さい音ながらスピーカーが鳴りました。分離の悪さは同じです。青いブロックはEX-150の部品、黄色いブロックは光実験60の部品です。
下記はバーアンテナの二次巻線に検波ダイオードをつないだものです。こうすると音は少し小さくなるものの、ローカル局どうしの混信はなくなります。電灯線アンテナを使っているためACラインからのノイズを受けますが、放送自体はまあまあの音質で聞けます。