5極管の6BH6で再生検波する2球ラジオを作りました。
さすがは5極管、感度がぐんと上がって、ローカル局は外部アンテナなしでも十分な音量で鳴ります。しかし、感度が上がった分、ACラインからのノイズも耳につくようになりました。また、一部のローカル局には同調ハムが出ます。アンテナをつなぐと夜間には遠距離局がたくさん聞こえますが、ほとんどが中波の上半分に集中しています。どうも上と下でかなり感度差があるようです。
3極管より再生がかかりやすいので、C3を小さくしました。
別項の双3極管ラジオと同じ条件で信号電圧を測定してみたところ、6C4のグリッドが1.1V、プレートが6.6V、スピーカー端子のところで0.21Vでした。6AQ6-6C4や12AT7単球と比べると約5倍の出力電圧があります。
(2004年7月20日)